タイのタブー

タイのタブー

日本には、日本のタブーがあるように、アユタヤはアユタヤのタブー、タイのタブーを知っておかねばなりません。
タイでは、頭は体の中で最も聖なる部分とみなされ、反対に足は最も汚れた部分とされています。
足と頭のタブーについては、タイの文化に親しむことにより体で理解できるでしょう。
しかし、旅行などの短期なものであるとなかなか理解するまで時間が必要でしょうから、知識としてこれからお話しすることを覚えていっていただければとりあえずでも過ごせるかと思います。

 

・タイ人にとって、靴のまま室内にあがるというのは実に野蛮なこととされています。
寺院ではもちろんのこと、ゲストハウスや店でも脱ぐことがあるんだよね。
分かりづらいときは入口に靴が置かれているかを確認してみましょう。

 

・他人や他人の持ち物は決してまたがないこと。
これは食べ物においても同じく言えます。

 

・タイでは、日本にいるときのように、両手がふさがっているからといって足を使って扉を閉める、物をとるような行為はタブーです。
タイ人に見られた場合は驚かれてしまいますので、意識して必ず手を使ってください。

 

・タイでは、他人の頭に触れてはいけません。
もちろん、髪の毛を触ることもタブーとされています。
日本や他の国ではこの行為は親しみっぽいものと受け取られますが、タイでは侮辱の行為となってしまいますので注意しましょう。

 

これらは一例ではあります。アユタヤを訪れるときの予習として覚えていただき、旅行を楽しんでいただければ嬉しく思います。
ですが、日本でも足を使った開け閉めなどは決してきれいな仕草とはみられないでしょうから、常々からご自身の生活習慣について見直してみても良いかもしれません。

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